今世界でも注目のCBD化粧品とは

CBD化粧品

近年ウェルネス業界や美容業界でも人気の高いCBD。欧米をはじめとしてCBDはコーヒーからグミ、化粧品に至るまであらゆるものにCBDが加えられるようになりました。

そんなCBDはさまざまなスタイルで商品化され、私たちの手元に届くようになりましたが、その中でも近年多く見るのがCBDが配合された化粧品。

CBDって化粧品としてどんなものなの?体内から摂取するのではなく、お肌の上からでも意味があるの?など疑問をいただいている方も多いはず。 今回はそんなCBDの化粧品についてご紹介いたします。

目次:

世界でも注目の成分「CBD」とは

CBDを化粧品に配合するメリット

CBD化粧品にはどういうタイプがあるの?

世界でも注目の成分「CBD」とは

まずはCBDについてご紹介いたします。CBDは今注目されている美容・健康成分の一つで、ビタミンCのように私たちの健康をサポートしてくれるサプリのような役割があります。CBDは植物の麻(学名:カンナビス・サティバ)などに含まれている有効成分カンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、カンナビジオール自体は大麻草から取れるものと製薬会社で作ったものなどがあります。

大麻草と聞くと少し怖いイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちの精神に影響を及ぼす大麻草の成分はTHCと呼ばれる成分になり、CBDとは違うものになります。 このTHCは大麻取締法及び麻薬取締法などで厳しく制限されています。

そんなCBDが近年さまざまな形で取り入れられている背景には、研究結果からCBD自体がさまざまな疾患に効く可能性を持っていると言われているためです。

心身の不安をやわらげ、リラックスできるように体を整えてくれたり、リラックスすることでストレスや不眠(睡眠障害)鬱(うつ)防止といったことも期待されており、CBDが含まれる商品に期待と関心が高まっています。特に忙しい日々を過ごす現代人や健康な生活を希望している人にとっては注目の成分といえるでしょう。

CBDを化粧品に配合するメリット

CBD化粧品

そんなCBDは化粧品に配合することでどのような効果が期待できるのでしょうか。 CBDの研究はまだまだ進んでいる状態ですが、その効果の一つに「抗酸化作用」があげられます。

CBDが高い抗酸化作用をもたらす、ということが1998年に発表された研究の結果(※1)で明らかになりました。また、その高い効果は、ビタミンCやビタミンEよりも強力な抗酸化作用をもたらすといわれています。(※1)

私たちのお肌は酸化により、シミやシワ、たるみなどのお肌の悩みが増え、肌を老化させると言われています。この酸化には活性酸素が大きく関わり、お肌を若々しく保つ成分を破壊してしまう可能性もあります。 そんな酸化を防ぐために、体内からだけではなく、スキンケアとして抗酸化作用の高い「ビタミンC」や「ビタミンE」、「ビタミンA」を肌から取り入れることも大切と言われています。

またCBDの研究結果では、CBDが皮膚の炎症を軽減させ、かゆみなどの皮膚疾患にも役立つといわれています(※2)。CBDには皮脂線の活動を抑え、同時に抗炎症作用を発揮するという研究結果も出ているため、皮脂の過剰分泌で炎症が起きてしまうニキビなどにも効果が期待できます(※3)。

このような研究結果から、若々しい美肌作りに欠かせない抗酸化作用や抗炎症作用などが期待でき、お肌の異常を緩和、不安定な状態をバランス良く健やかに整えることが期待できます。

そして、CBD化粧品の商品によっては、お肌の水分と油分のバランスを整えてくれる効果も期待できるため、普段のスキンケアに取り入れることで美肌への近道につながることも。

CBD化粧品にはどういうタイプがあるの?

CBDが配合されている化粧品は、クリームタイプやオイルタイプ、ローションタイプなどさまざまな形で販売されています。また、スキンケアだけでなく、ボディクリームやヘアケアアイテムなども人気を集めています。 これらのCBD配合化粧品は簡単に生活にも取り入れられるため、おすすめのアイテムです。

スキンケアとして取り入れる時には、CBDだけに注目せず、一緒に配合されている成分やテクスチャーなどに注目することも大切です

乾燥が気になる季節に、より保湿効果を求めたい場合はオイルタイプ、しっかりとお肌に蓋をしたい時はクリームタイプ、さっぱりと仕上げたい場合はローションタイプなど、お肌にもたらすメリットによって選ぶのもおすすめです。

また、CBDは抗炎症作用が期待できると言われているため、スキンケア以外にもボディケアとしてお肌から塗布することで、関節炎による痛みの軽減(※4)や筋肉の緊張をほぐす効果(※5)も期待できます。

CBD配合のクリームをボディに使い、1日歩き疲れた足やデスクワークで凝り固まった肩などにもマッサージをしながら使用することもできるので、ボディに使用するのもおすすめです。 血行を促し、ゆっくりとマッサージすることで、リラックスしながら1日の疲れを癒すことにも繋がります。

CBD自体がお肌にもたらす効果はまだまだ研究が進んでおり、今回ご紹介したメリット以外にも、私たちのお肌を整えてくれる効果が見つかるかもしれません。 美しいお肌を維持するために、ぜひ簡単に取り入れられる化粧品からCBDを取り入れてみては?

【引用元】

(※1)参考論文:A. J. Hampson et al., “Cannabidiol and(−)Δ 9-Tetrahydrocannabinol Are Neuroprotective Antioxidants,” Proceedings of the National Academy of Sciences 95, no. 14(1998): 8268–73,doi:10.1073/pnas.95.14.8268.

(※2)参考論文:Thomas W. Klein and Catherine A. Newton, “Therapeutic Potential of Cannabinoid-Based Drugs,” Advances in Experimental Medicine and Biology Immune-Mediated Diseases 601 (2007): 395–413, doi:10.1007/978-0-387-72005-0_43.

(※3)参考論文:M. Karsak et al., “Attenuation of Allergic Contact Dermatitis Through the Endocannabinoid System,” Science 316, no. 5830 (2007): 1494–97, doi:10.1126/science.1142265.

(※4)Transdermal cannabidiol reduces inflammation and pain-related behaviours in a rat model of arthritis,European Journal of Pain 20, no. 6(2015): 936-48,doi: 10.1002/ejp.818. Epub 2015 Oct 30.

(※5)Gregory T. Carter et al., "Cannabis and Amyotrophic Lateral Sclerosis:Hypothetical and Practical Applications, and a Call for Clinical Trials,"American Journal of Hospice and Palliative Medicine 27, no. 5 (2010) :347-56, doi:10.1177/1049909110369531.