自分を大切にするために。働く女性が知るべき「ウェルネス」

ウェルネスとは

充実した人生を送るために、健康は最重要項目と言っても過言ではないほど。特に女性は20代後半から30代前半にかけて、出産や子育てなどのイベントがあったり、厄年があるように身体の転換期を迎えます。

そんな中、「忙しいから」、「自分より家族を優先したいから」というような理由で、女性は自分自身の体調の変化を見過ごしがち。ですが、昔と比べて家の外でも中でも“働く女性”が増えてる今、日々を快適に過ごしていくために「ウェルネス」という言葉がキーワードに。

今回はこの「ウェルネス」について詳しくご紹介していきます。

ウェルネスとは

最近注目されている「ウェルネス」とは、身体の健康だけでなく、“生き生きと輝いている状態”のことをさします。米国のハルバート・ダン医師が1961年に提唱したのが最初の定義で、社会情勢や時代変容により、人々のライフスタイルと価値観が変容していく中で、その概念も変化していきました。

そんな「ウェルネス」は、主に7つの視点から語られることが多く、これら8つの項目がバランスよく満たされているかで、ウェルネス状態がチェックできます。

  1. 「身体のウェルネス」十分な食事や睡眠、運動ができている
  2. 「栄養の健康」バランスの取れた食事が取れている
  3. 「感情のウェルネス」自分自身の気持ちを理解して受け入れる
  4. 「社会的なウェルネス」何らかのコミュニティの中で良好な人間関係を築く
  5. 「精神のウェルネス」人間として生きる意味と目的を追求する
  6. 「知性のウェルネス」知的探究心からそのアイディアや知識を広げていく
  7. 「職業のウェルネス」職業上の努力を楽しんで社会に貢献する
  8. 「環境のウェルネス」自分にとっても地球にとってもストレスのない環境を作る

女性の身体は男性と違い、月経によるバイオリズムの変化や、初潮から閉経期に向かって一生涯にわたって大きく変化する女性ホルモンの分泌が影響するため、ホルモンバランスを崩しやすいという特徴があります。

また、出産や育児など、ライフステージに応じて生活環境が大きく変わるため、変化に合わせた健康管理、すなわちセルフケアが必要です。とはいえ、日々の仕事や家庭の事情などにより、積極的に自分の身体のセルフケアを満足にできている人が少ないのが現状です。

働く女性が知っておきたいウェルネス事情

生活スタイルや生活環境、職場の人間関係などは、すぐに変えられるものではありません。では、今日からでも生活の中に取り入れやすい「ウェルネス」とは一体何でしょうか?

働く女性は、仕事終わりや休日の過ごし方でいかに生活の質(QOL)を上げるかが「ウェルネス」の鍵になると言われています。そこで、忙しい女性でもすぐに取り組みやすい「眠活」と「リトリート」をピックアップ。毎日の睡眠や、休日の過ごし方を少し意識するだけで「ウェルネス」を簡単に取り入れることができます。

眠活のすすめ

日頃、つい睡眠時間を削ってしまっていませんか?実は、7~8時間眠るのが理想的な睡眠時間と言われています。

そして眠る時間にもポイントがあり、0時~6時の時間は美容に欠かせないゴールデンタイム。中でも重要なのは寝始めの3時間と言われており、この時間帯は天然美容液とも呼ばれる「成長ホルモン」が集中的に分泌され、細胞を修復し、体をメンテナンスしてくれる時間です。

この時間帯は効率的に疲労回復ができ、肌にとっても美肌育成が叶う嬉しい時間。そのため、0時くらいから眠るようにするのがベスト。このことを心がけるだけで、いつもの睡眠時間が自分を労る美容タイムに早変わりします。

そして、質の良い眠りには、体に合った寝具も欠かせません。小さいお子さんがいたり、仕事が忙しい時期でなかなか睡眠時間を確保するのが難しい場合は、枕やマットレス、掛けぶとんなどを自分に合った寝具かどうか、見直してみるといいかもしれません。

ウェルネスとは?睡眠

欧米で注目度の高まるリトリート

「リトリート」とは、日常を忘れてリフレッシュする時間をもつことをさします。ネット社会に触れていると、常にあふれる情報に密接に関わることに。

さらに忙しい日々や人間関係などで常にストレスに晒されていたりすると、フィジカルだけでなくメンタルもどんどん疲弊してしまうため、疲れ切った心や身体を労る時間を作る必要があります。

そこで注目されているのが「リトリート」。難しいことは一切なく、思いのままに時間を過ごすだけでOKです。ヨガや森林浴、瞑想、体に優しい食事をする、SNSから離れるなど、自分自身が一番リラックスできることを行えば良いのです。何も予定を立てずに、身体の、心の赴くままに過ごすことも、究極のリトリートと言えるでしょう。

ウェルネスとは?リトリート

ウェルネスをするかしないかで変わってくる未来の自分

もし、「ウェルネスケア」をしないとどうなるでしょうか。

偏った食生活、慢性的な睡眠不足などが続くと、女性ホルモンが乱れ、身体の不調の原因になったり、慢性的な不調を招きかねません。気付かないうちに疲労が蓄積すると、思考力の低下にもつながり、仕事への影響が出てしまうことも。

そんな風に何かしらの心身の悩みやストレスを一人で抱えながら、相談ができず、不安な日常生活を送っている女性はあなた一人だけではなく、あなたの同僚や友達も同じかもしれません。

ですが、自分と向き合う時間を作る「ウェルネスケア」に取り組めば、心身ともに健康な状態を保てるようになるため、ストレスフリーな生活が叶います。

そして、自分が好きなこと、楽しいこと、リラックスできることは何か、自分を振り返って考えることも「ウェルネスケア」の一つです。上手に息抜きして、自分の機嫌をコントロールできるようになれば、心に余裕ができ、前向きな生活が送れるようになるかもしれません。

身体や心のリズムが崩れやすかったり、日常にこわばりを感じたり、気分がリラックスできないとき。そんな時は無理をせず、自分の心と身体に向き合って「ウェルネスケア」を行うことが現状打破の第一歩。自分に正直に、“ありのままの自分”でいられる時間を作ることが大切なのです。

ウェルネス

自分を大切にするために、ウェルネスを習慣に

女性はつい忙しくなると自分のことを後回しに考えがちですが、これからは自分のことも大切に考えてみてください。充実した人生を送るためには「ウェルネスケア」は欠かせないもの。日々の小さな幸せに気づくことで嬉しくなったり心が解きほぐされたりすることは、「感情のウェルネス」にもつながります。

今、自分や自分の周りを大切にできていないとしたら、「ウェルネスケア」に取り組むタイミングかも。人生を豊かに彩るヒントが手に入る「ウェルネス」で、あなたの毎日が楽しい日々になりますように。